本プロジェクト「ナノエネルギーシステム創生の研究」は、高付加価値を生み出し、環境に貢献する新しい分散エネルギーシステムすなわちナノエネルギーシステムの研究開発を目的としています。文部科学省・学術振興会からの科学研究補助金【学術創成研究費】により研究資金を受け、平成18年度より5年計画で推進されております。
ナノエネルギーシステムを実現するためには、物理、化学、生物などの基礎学問はもとより材料科学、微細加工学、イオニクス、電気・電子工学、材料力学、熱力学、流体力学、制御工学などの多くの技術分野を必要とします。携帯電話、ロボット、パーソナルコンピュータ、人工臓器、センサネットワークなどの新しい展開を促し、新サービスを実現するためにナノエネルギーシステムは必須のものになると思われます。本プロジェクトでは学際的なアプローチにより世界に先駆けて基盤技術の確立とともにナノエネルギーシステムの実現を図ります。